アプメイク(誰でもAIアプリメーカー)

7. 自分のファイルをアプリにする

手元の Excel や Word を渡して、「このファイルをアプリにしてよ」と頼むだけ。プログラムは書きません。AI に日本語で頼みます。

持ってきた Word や Excel を、アプリにします。社内にある Excel は、全部アプリの材料です。
できたアプリは、まず自分のパソコンの中で使います。公開もできます(7-4)。
本物のデータを AI に見せたくないときは、7-5 のやり方で作ります。 業務で使う Excel は、ほぼこちらです。

7-1. ファイルを渡す

いちばん簡単なのは、AI の入力欄にファイルを ドラッグ&ドロップ して、そのまま頼む方法です。

AI に貼る文
このファイルをアプリにしてよ

ドラッグしたファイルを見つけてもらえないときは、作業フォルダの my-files にコピーしてから頼みます。

Windows の場合

エクスプローラーで C:\ws\my-app\my-files を開き、ファイルをコピーします。

Mac の場合

Finder で command + shift + G を押し、~/ws/my-app/my-files と入れて開き、ファイルをコピーします。

AI に貼る文
my-files に入れたファイルを、アプリにしてよ

7-2. 「何ができるアプリか」を足すと、狙いどおりになる

一言でも作ってくれますが、使い道を書き足すと、狙いに近いものになります。

AI に貼る文
この顧客リストを、名前や地域で探せて、最後に連絡した日が古い順に並ぶアプリにしてよ
AI に貼る文
この日報の Excel を、月ごとの件数と売上がグラフで見られるアプリにしてよ
AI に貼る文
このチェック表を、スマホで押していけて、終わったら結果が一覧で見られるアプリにしてよ
AI に貼る文
この価格表を、品名で探して、数量を入れたら合計金額が出るアプリにしてよ
この画面になればOK

ブラウザでアプリが開けば OK です。作ったアプリは作業フォルダの apps に入っています。

7-3. あとで開きたいとき

AI に貼る文
作ったアプリを開いて
うまくいかないとき
  • 古い形式(.doc / .xls)で読めないと言われた … Word や Excel で開き、「名前を付けて保存」で .docx / .xlsx を選んで保存し直してください
  • 中身がうまく読み取れていない … 「〇〇の列は日付です」「表の3行目から下がデータです」のように、ファイルの説明を送ってください

7-4. 公開したいとき

AI に貼る文
このアプリを公開して

公開すると、URL を知っている人なら誰でも見られます。 AI が1回だけ「本物のデータが入っていないか」を聞くので、大丈夫なら「はい」と答えます。
お客様の名前や金額が入っているときは、架空のデータに差し替えてから公開することもできます(セキュリティについて)。

AI に貼る文
本物のデータを架空のデータに差し替えてから、公開して

公開されるアプリは1つです。前に公開していたアプリ(6. で作ったものなど)と入れ替わります。

7-5. 本物のデータを AI に見せずに作る

ここまでのやり方では、渡したファイルの中身も AI が読みます。
業務で使っている Excel は、形(列の名前)だけを渡して作れます。本物のデータは、できたアプリに自分で読み込みます。

  1. Excel のファイルをコピーして、my-files に置きます(置き場所は 7-1 と同じです。元のファイルは、そのまま残します)
  2. コピーを Excel で開き、見出しの行だけ残して、2行目から下を消します。シートが何枚もあるときは、全部のシートで消します
  3. その空のファイルを渡して、こう頼みます
AI に貼る文
この空のエクセルをアプリにしてよ。あとで同じ形の Excel を読み込めるようにして
  1. できたアプリの 「読み込む」 ボタンで、本物の Excel を選びます
読み込んだデータは、どこにも送られません

読み込みは、あなたのパソコンのブラウザの中だけで行います。AI にも Cloudflare にも講師にも届きません。
アプリの中身は空のままなので、公開しても、データは見えません(読み込んだ人のブラウザの中にだけ残ります)。

練習は、サンプルの在庫表でできます

samples の sample-inventory.xlsx(架空の備品の在庫表)をコピーして、上の 1〜4 をやってみてください。
シートが「在庫一覧」と「入出庫履歴」の2枚あるので、どちらも見出しだけ残します。4 では、元の sample-inventory.xlsx を読み込みます。

うまくいかないとき
  • 「読み込む」ボタンが無い … 「Excel を読み込むボタンを付けて」と頼みます
  • 読み込んだら、列がずれた … 空のファイルと本物のファイルで、見出しの名前と並びが同じか確かめます
  • 入れたデータを取っておきたい … アプリの「書き出す」ボタンで保存します。ブラウザの閲覧データを消すと、入れたデータも消えるためです

ここまでできたら

今日やったのは、ファイルを渡して、一言頼むだけ です。社内にある Excel や Word は、そのままアプリの材料になります。
「同じ項目を何度も書き写している」仕事(書き写し型)は、ここまでで消えます。
人に使ってもらう、ログインを付ける、データを保存して共有する、といったことは、次の段階です。
アプリに通知を付けたいときは、応用編:アプリから通知を届ける(通知くん) を見てください。